Department of Signal Exploration, The Sakaguchi Laboratory, Keio University School of Medicine
Find Out More本講座では、細胞膜を越えて情報を伝える仕組みの研究に注力します。
特に、薬の標的となるG蛋白質共役受容体(GPCR)に着目し、その立体構造と働きを明らかにすることを目指します。クライオ電子顕微鏡法は蛋白質の立体構造を迅速に決定できる技術であり、シグナル分子や薬が受容体にどのように作用するか可視化できます。
また、次世代シーケンサーを活用することで、これまで見つからなかった物質と受容体の相互作用を発見し、その関係を構造と機能の両面から解明する新しい研究にも取り組みます。
クライオ電子顕微鏡法を用いてシグナル分子や薬が受容体にどのように作用するか可視化します。