サモン3、イスラさんに萌えたよこんちくしょうな小夢。


すいません、イスラ萌え。まだ1周目なんですけどね。
しかもこれ書いてる時点で、やっとこ12話入ったくらいなんですけどね。

攻略のためにネタばれサイトさま、ついまわってしまって。
んで、イスラ救済EDをちらっと知って。
もわもわと湧き上がったもの、そのままに書きました。
なのであれこれ間違っていると思います。

ひろーい心でお読み下さい。

てゆーか、そんな経緯なもので、びみょーにネタばれなのかもしれません。








 ゆめを みた

 まっかな かみの みどりの めの

 まっすぐに ぼくを みた

 つよい こころの おんなのこ ・・・



「……あの、唐突に失礼なことを訊きますが」
「なんですか?」
「あなた、ラスボスですか?」

 ……………………

「はあ!?」

「えっと、なんていうか、知り合いに雰囲気が似ていて。こう優男ぽいところとか、何気に腹の中でいろいろ企んでいそうなところとか」

 ……………………

「もしかして、君、僕にケンカ売ってる?」
「滅相もない。病み上がりの人にケンカ売るほど、あたし、無鉄砲じゃありませーん」




「あー、イスラさん。どうもこんばんはー」
「……どうして笑いかけるのさ。僕の正体、知ったんだろ?」
 そりゃ、様子見がてらって海賊船の付近に来た自分に、責任の一端はあるけれど。
 どうしてこんなにのんきに、この子は笑っているんだろう。

「“先生”の心も、僕が壊したんだぞ?」

 どうして。

「……どうして、敵に……」

 僕に。

「ふ」

 呆れたような、視線を。まっすぐ向けて。

「なーにを仰います」

 笑ってくれるんだろう・・・?

「あたしは、こう見えてもとっても我侭です」
「それが、どういう関係があるっていうんだい?」

「よく訊いてくれました。――あたし、みんなが笑っていられるの、好きなんです」

 先生の笑顔が好きだし、あの子達の笑顔が好きだし、この島の人たちの笑顔が大好き。
 もちろん、自分が笑うのも好き。それだけで、心がほっこりあたたかくなるから。

「だからっ……! 敵に笑いかけても、それが幸せだっていうのかよ!?」

「幸せですよー。っていうか楽しいですよー」
 イスラさんのそういう間の抜けた顔、見てると“してやったり”な気分になれますからねー。

 どこまでも図太いそれに、とうとう、身体中の力が抜けた。
 僕を屈服させた相手は、魔剣とは全然違うところにいる、ナイロンザイルどころか、ロレイラル最強硬度金属並の神経の持ち主だった。




 いつか きみの はなしを きいた

 はるか かなた ときの はて
 くりひろげられた かなしい はなし
 だけど とても やさしい はなし


「だから、あたしは、みんなが幸せになれる道じゃなけりゃ認めない。それが用意されたレールだろうがなんだろうが、気に入らなけりゃ叩いて潰して蹴り飛ばす」


 ほんとうの すがたは ちがうんだってね
 あかい かみ
 みどりの め
 ほんとうの すがたは みせられないんだね




「……逢いに来るよ」

 赤い髪じゃなくて 翠の眼じゃないけど
 あたしは、また、ここに来るよ

「嘘だ」
「本当」
「来れるわけない」
「どうにかする」

「出来ないことを云うな!」
「出来なかったら云わないよ!」


「……本当?」

「もちろん!」

 この島に流れる、時間の法則がそうであるなら。
 あたしはあたしの時間に帰っても、きっとここにやってこれるよ。

 きっとまた、あなたに逢いにこれるよ。


 だから

「首を洗って待ってなさい」
「・・・・・・」



 ひかり に つつまれ きえた あか と みどり の ざんし




 じかんが たくさん すぎた
 このしまで くらすのは たのしい

 せんせいたちや みんなと ねえさんと

 ――いっしょに



  ……くびを あらって まつ


 ほんとうに あらわないと だめなんだろうか
 そう いったら わらわれた



 わすれた
 ぜんぶ
 とじこめた
 なにもかも

 そうしたほうが らく そんなことだって あるから って

 さいごに あのこが いってくれたから

 しあわせに なれるなら そうしなよ って


 でも

 おぼえてるよ ひとつだけ


“まってなさい”


 だから まってるよ


 あかい かみ
 みどりの め




「……アズリア、イスラは?」
「岬にいる。……日課にしては、少し早いみたいだ……」

「ふーん? 虫の知らせかね?」
「なにかあったのか?」
「おう。船が一隻、接近中」



 いつもなら ぼく ひとりの みさきに
 きょうは みんなが あつまった

 ちかづいた ふねから にんげんたちが はまに おりてくる

 たくさんの にんげん
 いろとりどりの ひとたち


「……!」



「あー! やっぱりみんな生きてた!!」


 ぶんぶん おおきく てを ふってる おんなのこ

 かみのいろ ちがう
 めのいろ ちがう

 だけど

 まっすぐに こっちを みてる その まなざし


 あ

 うしろの おとこに なぐられた
 あたま おさえて こうぎ してる
 ……すこし なみだめ


「すいませーん、警戒しないでください、あたしたち、別に怪しい者じゃないですー!」

 いや おもいっきり あやしいだろ

 うしろで そう つぶやく こえ
 なんで わからないのかな

「えっとですねー! とりあえず、もう一度、初めまして! あたし」、



っ!!」




 なまえを よんで かけだした
 さいごに あのこが おしえてくれた
 ほんとうの なまえ

 あのこ じしんの なまえ



 そしたら あのこも わらった


 まってた じかんの ぶん つよく つよく だきしめたら
 おなじくらい つよく だいてくれた


「ほーら、逢いに来たじゃない」
「……うん……!」
 いや だから
 えっへん って くちにだして いわなくても いいと おもう

 けど

 そんなこと どうでもいいくらい
 きみが ここに いるのが うれしくて
 しあわせで

 このまま じかんが とまれば いいな って おもった



 もう はなさない
 




 ずっと傍にいてくれる?

  ――そう訊いたら。


 ルヴァイド様に勝てたらね。

   ――真顔で、にっこり微笑んで、その子はそう答えた。


「……姉が挑むのは、無効か?」
「……無効だと思います」



とりあえず、ブラウザバックで戻りましょう。






...いかん。このままいくと、サモン3ではイスラルートでイスラ固定で話が進みそうだ......(ガクブル)
父ちゃんでも兄ちゃんでもなくて、暮らしてる時代さえ違う、よりによって魔剣でハッスルしてる(たぶん)病弱少年なのか、相手。

それでいいのか。 いいんだろうな、うん。 だってわたしが楽しいし。(こらこらこら)